基本情報
- 著者名
- 鈴木 深雪 著/新藤 さとえ イラスト
- サイズ
- A5並製
- ページ数
- 184頁
- 発行/発売
- 2021年10月
- 対象者
- 小学校高学年〜中学生。説明がわかりにくいと言われる子ども。学校の発表が苦手な子ども。子どもに発表がうまくなってほしいと思っている親御さん。
詳細
【内容紹介】
「うちの子は発表が苦手で、人前に立つと頭が真っ白になってしまう」
「本人は一生懸命話しているつもりだけど、説明下手で何が言いたいのか全然伝わってこない」
授業での発表はもちろん、受験の面接や友人関係でも重要な「伝える力」。社会に出てからも、プレゼンテーションをはじめ、伝える力が求められる場面は数多くあるものの、苦手意識を抱いているお子さんは少なくありません。
本書の著者は、小学校から高校までの子どもたちが「子ども先生」になり、 ZOOMで見ず知らずの大人たちに思い思いのテーマを発表するオンライン講座「子どもが教える学校」を2020年3月に立ち上げ、以来200人以上の子どもたちに自分の思いを伝える秘訣を教えてきました。
はじめはプレゼンに自信がなかった子も、最終のプレゼンでは、大人たちから「子どもがこんなに面白いことを考えているとは思わなかった」「発表で紹介されていたことを実際にやってみたいと思った」といった声が上がるなど、「聴衆の心を動かすプレゼン(発表)」を成し遂げるほどに成長しています。
本書では、「伝えたいことの見つけ方」に始まり、「話の組み立て方」「見せ方」「話し方」にいたるまで、わかりやすく「伝え方」のコツを紹介。
「伝わらない!」がみるみる解決し、発表が好きになる1冊です。
【著者】
鈴木深雪(すずき みゆき)
プレゼン先生 「子どもが教える学校」校長 ・ 思考整理 「ヒモ解き職人」
小中学生の子ども達が、自分の好きを大人に向けてプレゼンする「子どもが教える学校」をオンラインで展開している。2001年大日本印刷(株)に入社。商品企画部門で多様な業界数百社へのプレゼンを経験、教育事業にも従事。頭の中のアイデアが、ひとつのプレゼン資料から商品となっていくことに魅了される。16年間在職し、独立。これまで培ったスキルを「ヒモ解き」と名付け、経営者向けの思考整理・プレゼン資料制作事業をスタート。2020年のコロナ休校中、行き場を失った子ども達のために、「子どもが教える学校」を立ち上げ。自宅から発信し続けた活動は、マスコミ各社に取り上げられ、1年強で1800組が参加する。子ども達が1ヶ月間かけてプレゼンを作りあげる独自の学習プログラムは、プレゼン力の向上や子ども達の自己探求にもつながると評価、公立小でも採用される。プライベートは小3男子の母。
【イラスト】
新藤さとえ(しんどう さとえ)
山口県出身、神戸市在住。筆文字アーティスト、イラストレーター。
転勤族・3兄弟(長男+双子)育児に奮闘する中、しんどさも笑えるイラストにすることで癒されることを実感。
その場の空気感を表現する体験レポ、グラフィックレコーディング、イラスト作成を行う。
また、「自分もまわりもごきげんに」をモットーに、筆文字智書(さとりしょ)のアート手法をベースにした、講座・ワークショップを関西とオンラインで行う。動員数は4年間で開催150回以上、延べ2,500人以上。企業や行政の研修・講座も行い「年齢関係なく誰でもすぐに実践できる。描いた人ももらった人も笑顔になる」と好評。
好きな言葉「まーいっか」「ごきげん」。