基本情報
- 著者名
- 成君 憶 著/漆嶋 稔 訳
- サイズ
- 四六判並製
- ページ数
- 320頁
- 発行/発売
- 2019年6月
- 対象者
- 三国志ファン。
詳細
政権は柳眉や曹操から次世代に移譲され、三国鼎立がいよいよ佳境となる。
流禅を支えてきた軍師諸葛亮の士により、蜀の命運にも翳りがよぎる。
黄巾の乱からおよそ百年。魏、呉、蜀の三国時代から晋による天下統一の新時代へ。
■ 著者
成君憶(チェン ジュンイ)
1970年10月湖北省赤壁市生まれ。1985年、文学作品執筆開始。1992年5月、経営コンサルティング業務開始。2003年7月、『水煮三国』(邦題『水煮三国志』小社刊)を出版し、経営管理をテーマとする文学を誕生させたことで中国語文学圏に大きな衝撃を与えた。その後も著者独自の知見を展開した『千里走三国』『管理三国志』(邦題『人を動かす劉備 合理主義の曹操』(ダイヤモンド社刊))『中国歴史周期律』などが相次いで刊行され、アジアや欧米各国でも翻訳出版されている。「水煮派(少々辛辣)の第一人者」の異名を持つ。本書『烈火三国志』は、著者が十年の歳月をかけ、心血を注いで完成させた最新刊である。
■ 訳者
漆嶋稔(うるしま みのる)
翻訳家。1956年宮崎県生まれ。神戸大学卒業。三井銀行(現三井住友銀行)上海支店を経て独立。訳書に『経験学習によるリーダーシップ開発』『心が鎮まる老子の教え』『マンガでわかる老子入門』『マンガでわかる論語入門』『心が鎮まる荘子の言葉』『菜根譚 心を磨く一〇〇の智慧』『菜根譚II』『三字経の教え』『中国思想に学ぶ 成功にこだわらない生き方』(以上、日本能率協会マネジメントセンター)、『決定の本質I、II』『孫子 戦争の技術(日経BPクラシックス)』『中国貧困絶望工場』『馬雲のアリババと中国の知恵』『中国の赤い富豪』『聯想(Lenovo)』『市場烈々』(以上、日経BP社)、『投資とお金について最後に伝えたかったこと』『FRB議長』(日本経済新聞出版社)、などがある。
■原作
羅貫中(らかんちゅう)
中国元代から明代(14世紀頃)にかけて活躍した作家。中国四大奇書とされる『三国志演義』『水滸伝』の編者(ほかの二つは『西遊記』『金瓶梅』)。