基本情報
- 著者名
- 福江 純 著
- サイズ
- A5並製
- ページ数
- 264頁
- 発行/発売
- 2020年7月
- 対象者
- 学び直しで、数学の基礎を勉強したいと思う一般的なビジネスマン。とくに、中心的な読者は、30歳以上の男性を想定している。
詳細
世界一有名な数式と言われるE=mc^2を証明する場合、数式的には、ルートと三角関数ぐらいしか使いません。そして、これはほぼ特殊相対論の入門書になります。E=mc2を証明すると言うことは、結局は、特殊相対論を一から丁寧に説明するのが王道なのです。
著者には、すべての原稿を2回書き直してもらいました。その結果、「自然の摂理の背景には数学の美しさが存在する」ことが体感できる書籍に仕上がりました。
本書は、簡単な数式で丁寧に導くとともに、数式をグラフにした図を多用して、視覚的に理解しやすい解説をします。
読むからには、それなりの覚悟は必要ですが、
・専門家でもなく、理系ですらない一般の文系ビジネスパーソンにだって、あの「相対性理論」が証明できます
・理系ですらない人が「アインシュタインの頭脳」を擬似体験できます
1956年生まれ、日本の天文学者。1978年、京都大学理学部卒業。1983年、同大学大学院(宇宙物理学専攻)を修了。
現在は、大阪教育大学天文学研究室教授。理学博士。専門は相対論的宇宙流体力学、とくにブラックホール降着円盤と宇宙ジェット現象。学部生・院生時代は加藤正二に師事。熱心なSF、アニメファンとしても有名で、SFアニメやSF小説のアイデアを天文学の立場から考察した著書も多数ある。
著書は、『アインシュタインの宿題』(大和書房、2000年7月)など多数。